マゾメスソープへようこそ!【原作vs実写】比較分析

File No.141:『マゾメスソープへようこそ!』とは?

原作は同人サークル「ちんちん亭(作画:chin)」が手掛ける調教モノ(会社の後輩でソープ嬢でもある2人のM女OLをイカせまくり主従関係を築く複数プレイ)のオリジナル・コミックで「FANZA同人」では2021年6月に配信が開始されました。一方、実写化したのはAVメーカー「ムーディーズ」で、むっちりグラマラスボディが魅力的な巨乳AV女優2名(有岡みう・松本菜奈実)がヒロインを演じています。

原作情報

原作:マゾメスソープへようこそ!
■ちんちん亭(作家:chin)
■配信開始日:2021.6.1
■収録内容:56P
■トータル販売数:34,578
■お気に入り登録者数:9,648人
■ストーリー
マゾメスソープは誘い受け心たっぷりのM女達のねっとり熱の籠もったサービスを全身に浴びながら、その気になってきたら彼女達をマゾイキさせまくることで様々なサービスが解禁され、あわよくば持ち帰りで自分だけのマゾペットに出来るかも??といったお店。そんなお店になんと会社の後輩(優秀でちょっと生意気な好奇心旺盛E-BODY美女と気が使えて優しい清楚なムッチリ黒タイツ美女)が勤めており、主人公を誘惑してきます。しかし、彼女たちは自らムラついた身体を荒い息で表現しながらサービスを申し出ておいて、身体が触れ合うだけで軽くイってしまいます。この誘い受けマゾメスっぷりはさすがに呆れ返る他なし。身体の相性抜群、アクメする準備万端のマゾメスを自分だけのものにしてしまいましょう。※エロシーンは終始男性上位です。
レビュー分析

13件のコメントがあり、平均評価は【4.34点/29件】です。《2023年8月時点》

レビューユーザーの8割以上が4点以上(満点の5点は全体の約6割)の得点を付けていることからも大半の方は好意的に受けとめているようですが、コメントを拝見する限り賛否両論ありそうな作品と言えるかもしれません。

特に「ちんちん亭」の名物ともいえる〝語録〟は今作でも数多く披露されていますが、主人公の独特のセリフ内容を受け入れられないと白けてしまったりかえって邪魔に感じエロシーンに集中できないというコメントが意外と目立ちます(高い点数を付けているユーザーの中にもセリフに関しては気になった方はいるもよう)。

そのため、chin氏が描くむちむち系のヒロインや性描写は安定感がありエロいと大半の方が高く評価している一方、独特の世界観がある「ちんちん亭」ワールドに入り込めないと抜き度が下がる人もいるようなので、単純に絵をオカズにするような方は問題なさそうですが、エロ漫画ではセリフや擬音も重視しているという方は注意が必要かもしれません。

実写版情報

実写:マゾメスソープへようこそ!
■監督(メーカー):Eight(ムーディーズ)
■出演者:松本菜奈実,有岡みう(AV男優:ニック)
■発売日:2023.5.2
■収録時間:159分
■お気に入り登録数:5,611人
■商品説明
【M女調教のカリスマ・ちんちん亭の名作を実写化!】ここはM女たちがアクメしまくるマゾメスソープ。イカせた分だけプレイが解禁されるのが特徴のこのソープに会社の後輩2人が勤めていた!Iカップの凪原とHカップの御剣…イカされたい願望を隠すことなく規格外のおっぱいを揺らしまくるド淫乱な2人!ご主人様専用の肉オナホになりたい2人は住み込みでご奉仕しながら毎日痙攣イキしまくり!
レビュー分析

8件のコメントがあり、平均評価は【4.08点/12件】です。《2023年8月時点》

平均評価は原作超えこそしていないものの平均評価は4点台をキープしており表面上は好意的に受けとめられているような印象を受けますが、ユーザーレビューを拝見すると出演女優のファンと思われる方の評価が高めなことから原作コラボとしての純粋な評価とは少し違うような気がします。

一方で低い得点を付けている方のコメントを見ると「ヒロインのマゾメス感が薄い」「セリフのクセが強すぎる」といった意見も見られ、独特の世界観がある「ちんちん亭」の漫画を実写化することの難しさがわかる原作コラボ作品(つまり、漫画では許される演出やセリフが実写にすることで滑稽にみえる)になってしまったような印象を受けます(個人的にはピンク髪のかつらも違和感が…)。

そのため、純粋に原作ファンで忠実再現を求めているような方は避けた方が賢明かもしれません。