元騎士団長 巨乳人妻、卑劣な敵 戦場は寝床【原作vs実写】比較分析

File No.167:『元騎士団長 巨乳人妻、卑劣な敵 戦場は寝床』とは?

原作は同人サークル「Iris art(作画:戸田比佐也)」が手掛けるNTRモノ(人質に取られた最愛の夫を守るため、引退した元女騎士団長が復習にやってきた盗賊の言いなりになってしまう媚薬セックス)のオリジナル・コミックで「FANZA同人」では2022年10月に配信が開始されました。一方、実写化(2023年9月)したのはAVメーカー「マドンナ」で、演技力に定評のあるキレイ系AV女優・神宮寺ナオさんを主演に迎えています。

原作情報

原作:元騎士団長 巨乳人妻、卑劣な敵 戦場は寝床
■原作:Iris art(作家:戸田比佐也)
■配信開始日:2022.10.7
■ページ数:90P(フルカラー)
■トータル販売数:11,724
■お気に入り登録者数:4,279人
■ストーリー
夫を盾にされて敵の卑劣な行為に屈する。【作中にある表現】イクのガマンしながらフーフー、寝バック、お薬エッチ、生ハメ中出しオンリー、夫を助けるため頑張りエッチ、断面図、夫婦の寝室でエッチ、日めくりカレンダーエッチ、最後の一歩手前まで抵抗
レビュー分析

10件のコメントがあり、平均評価は【3.96点/23件】です。《2024年1月時点》

満点の5点を付けたレビューユーザーは約5割と低く評価点も思いのほかバラけているのが特徴で、結果的に平均評価は4点を下回ってしまいました。

満点を付けたユーザーがいる一方で1~2点の低評価をしたユーザーも一定数いる背景には、どうやら結末が大きく影響しているようでラストの演出を受け入れられるかどうかで作品に対する評価が大きく分かれるような印象を受けます(ネタバレすると楽しみが減ってしまうので気になる方はご自身の目でお確かめください)。

ただ、Irisartらしい独特の世界観(展開やねちっこいプレイなど)がある同人誌であることは確かで、同サークルのファンなら結末以外の内容に関してはそれなりに楽しめる安定感のあるNTRモノ(愛する夫を想い快楽に堕ちまいと必死に抗い抵抗する姿がしっかり描かれている点を高く評価している人も…)に仕上がっているようです。

そのため、誰も救われないような後味の悪い悲しいNTRモノは好みから外れるという方には決しておススメできませんが、中にはここまで思い切った後味の悪い展開はむしろ新鮮だったと好意的に受けとめている人もいるようなので、その手のNTRに興味があるなら読んでみる価値のありそうな作品といえそうです。

実写版情報

実写:元騎士団長 巨乳人妻、卑劣な敵 戦場は寝床
■監督(メーカー):ドラゴン西川(マドンナ)
■出演者:神宮寺ナオ(AV男優:阿部智広)
■発売日:2023.9.12
■収録時間:115分
■お気に入り登録数:2,773人
■収録内容
人気同人サークル:Iris art『元騎士団長 巨乳人妻、卑劣な敵 戦場は寝床』がMadonnaが誇る・神宮寺ナオで遂に実写化!中世ファンタジーの世界を本格ドラマメーカーがMadonnaが再現!騎士団を辞め結婚し幸せな生活を送るエミリア(神宮寺ナオ)。そんな彼女に壊滅させられた盗賊の残党が迫ってきて…。最愛の夫を人質に取られ、盗賊の言いなりになるまま媚薬SEXを強制させられてしまい…。
レビュー分析

7件のコメントがあり、平均評価は【3.27点/11件】です。《2024年1月時点》

点数的にあまりよくなかった原作よりもさらに平均評価点を落としていることから、レビューユーザーの評価を見る限りどうやら好意的に受けとめている人は少ないようです。

特に今作はファンタジー色の強い世界ということもあり限られた予算では再現しづらくセットも衣装も中途半端なことに加え、肝心の見せ場も原作の良さが十分に活かしきれていないといった手厳しい意見も見られます。

演技力に定評のある人気女優と男優さんなので出演者に関しては一定の評価をしているユーザーもいますが、今作に限っては漫画だからこそ楽しめた作品という点は否めず、原作コラボ作品としてはいまひとつ盛り上がりに欠ける作品になってしまっているような印象を受けます。