寝取られた女子マネ【原作vs実写】比較分析

File No.121:『寝取られた女子マネ~右手の代打はエースの彼女~』とは?

原作は同人サークル「Type-G(作画:イシガキタカシ)」が手掛けるNTRモノ(罪悪感から怪我を負わせてしまった相手の性処理を手伝うことになった彼氏持ち女子マネの快楽堕ち性交)のオリジナルCG集で「FANZA同人」では2018年2月に配信が開始されました。一方、実写化(2018年8月)したのは「ムーディーズ」で、ボーイッシュ系美少女・椎名そらさんを主演に迎えています。

原作情報

原作:寝取られた女子マネ
■原作:Type-G(作家:イシガキタカシ)
■配信開始日:2018.2.1
■収録内容:基本CG:35枚,本編CG:286枚
■トータル販売数:23,287
■お気に入り登録者数:7,026人
■ストーリー
「練習に打ち込むユウマの代わりに私が頑張らないと」初々しい青春の日々を送る野球部エースのユウマと女子マネージャーのナツキはある日ちょっとした不注意から事故を起こし、夏の全国大会を前にして同じ野球部員のレオに怪我を負わせてしまう。その罪悪感から負傷した右手の代わりとなってレオの性処理を手伝うことになるナツキ。最初は軽めだった要求も手コキ、ペッティング、フェラチオ、69と次第にエスカレートしていき、大会前のユウマに負担をかけたくないナツキは彼に相談することもできず、状況に流されるままついには処女まで… 性処理を通して快楽を刻み込まれていたナツキは心とは裏腹に自らセックスを求めるようになっていく。風呂場にて競泳水着で…玄関口でむさぼるように…大会当日にチアコスで…ユウマへの想いと快楽の狭間でナツキは─
レビュー分析

18件のコメントがあり、平均評価は【4.18点/49件】です。《2023年6月時点》

4点以上の得点を付けたレビューユーザーが8割を超えていることから大半の方は好意的に受けとめているようですが、1点を付けたユーザーが1割(約12%)ほどいるのは気になるところで、結果的に平均評価は少し伸び悩んでいます(ただし、低評価した方のコメントがないため詳細(不満点)は不明)。

今作はCG集ですが、期待を裏切らない綺麗なアニメ塗りに加え、魅力的で可愛らしいヒロインが登場するなど、CGならではの絵のクオリティを褒めるコメントが目立ち、実用性の高い性描写を高く評価しているユーザーは多いようです。

また、徐々に過激になっていく展開やプレイ内容の豊富さ、NTRモノにしてはライトな内容に仕上がっていることからも、その手の作品を苦手とするユーザーにも読みやすかった点が広く評価されているような印象を受けます。

その分、NTRモノにしては背徳要素(彼氏の存在が薄く無理やり感もない)が薄く、胸糞悪くなるような嫌悪感を期待していたユーザーにとっては物足りなさを覚えたようで作品に対する評価が下がる傾向が見られます。

そのため、NTRモノに背徳感や嫌悪感を求めるユーザーには少々消化不良を起こしそうな内容ですが、ライトなNTRモノを好む方なら読んで損のなさそうな作品と言えそうです。

実写版情報

実写:寝取られた女子マネ
■監督(メーカー):きとるね川口(ムーディーズ)
■出演者:椎名そら(AV男優:澤野ヒロム)
■発売日:2018.8.13
■収録時間:118分
■お気に入り登録数:4,542人
■商品説明
人気青春同人作品と初コラボ!野球部のエース・ユウマと付き合っている女子マネ・ナツミ。ある日、二人の不注意で事故を起こし、控え投手のレオにケガを負わせてしまう。負い目を感じたナツミは、レオの自宅に1人で向かうと、負傷した右手の代わりにオナニーの手伝いをさせられる。夏の大会の大事な時期、彼に迷惑をかけたくなくてエスカレートしていくレオの要求をのみ続けていたが徐々に自ら欲しがるように…
レビュー分析

12件のコメントがあり、平均評価は【3.38点/16件】です。《2023年6月時点》

得点を付けたレビューユーザーの評価はバラけており5点を付けたユーザーも2割弱と少ないため、平均評価は原作よりもだいぶ低くなっています。

特にツッコミどころが多かった(下着の使いまわし、ぼかし処理など)と内容のお粗末さを指摘するコメントが目立ち、興ざめしてしまったユーザーが多いような印象を受けます。

また、出演者の演技力の拙さが気になった方もいるようでいまいち盛り上がりに欠けると、今作は原作コラボ以前に問題のある実写版と言えるかもしれません。

そのため、椎名そらさんファンは別として原作ファンで実写版に興味が湧いた方などは慎重に検討した方が良いかもしれません。