無口な図書委員とセックス漬け。【原作vs実写】比較分析

File No.030:『無口な図書委員とセックス漬け。』とは?

原作は同人サークル「ゆずや(作画:ユズハ)」が手掛ける隠キャ女子との図書館エッチが堪能できる学園モノのオリジナルコミックで「FANZA同人」では2020年1月に配信が開始されました。一方、実写化したのはAVメーカー「ムーディーズ」の「まんきつ」レーベルで、ミニマムボディのロリ美少女・七沢みあさんを主演に迎えての実写化(2020年12月)となりましたが、実写版はユズハ先生監修のもとオリジナルシーンが追加されているのが特徴です。

原作情報

原作:無口な図書委員とセックス漬け。
■原作:ゆずや(作家:ユズハ)
■配信開始日:2020.1.23
■収録内容:49P(本文47P)
■トータル販売数:60,690
■お気に入り登録者数:20,084人
■ストーリー
無口な図書委員さんとセックス漬けの日々を送る背徳感―… 図書室にはいつも図書委員の明見さんがいる。はじめは挨拶をしても会釈しか返してくれなかった暗くて無口な彼女が異性からエロイ目で見られることの興奮を知り…。性に溺れているのは彼女か…僕なのか。暗くて無口な図書委員さんが従順にちんぽを求めて乱れるようになるまでのお話。是非お楽しみください。※断面図描写あります。
レビュー分析

35件のコメントがあり、平均評価は【4.53点/64件】です。《2022年12月時点》

ユズハ先生の代表作だけにコメント数の多い作品となりましたが平均評価も高めです。

読者の大半は4点以上の高得点を付けており概ね満足度の高い作品であったことが伺えますが、特にユズハ先生の画力の高さを評価するコメントが目立ち、思わず触れたくなるようなクオリティの高い性描写(エッチシーンのねっとり感が秀逸など)やヒロインの表情のエロさを絶賛しています。

また、今作はNTR要素がないため、その手の作品を苦手とする層からも支持されているようで人を選ばない作品に仕上がっているのが特徴でもあります。

一方でせっかくヒロインが巨乳なのに本編でおっぱいが見れないのは残念といった指摘もあり、おっぱいを期待していた方にとってはやや消化不良を起こしてしまいそうな作品でもあるようです(ただし、見方を変えればおっぱいを見せない着エロ(ハメ)だからこそのエロさが味わえる作品ということもできます)。

そのため、エロ漫画はおっぱいを見せてこそ萌えるという方は慎重に検討してほしいところですが、特にその点にこだわりがないのであればシチュエーションやサンプルを見て絵が好みなら読んで損のなさそうな良作と言えそうです。

実写版情報

実写:無口な図書委員とセックス漬け。
■監督(メーカー):前田文豪(ムーディーズ)
■出演者:七沢みあ(AV男優:左慈半造)
■発売日:2020.12.13
■収録時間:96分
■お気に入り登録数:15,505人
■商品説明
七沢みあ、初漫画作品!【ユズハ先生作・人気同人マンガ】×【MOODYZ専属・七沢みあ】の最強コラボ!無口で言葉数少ない小動物系女子・明見さんと知り合った僕。感情を露わにしない相手との距離はゆっくりと、だけど着実に縮まっていた。その内に自分の中にはある疑念が湧いた。彼女は自分に‘わざとパンツを見せているのではないか’という妄想に近い感覚。後悔はあったがそれを口にした瞬間から青春の歯車は急速に回り始めた…
レビュー分析

17件のコメントがあり、平均評価は【4.39点/33件】です。《2022年12月時点》

「お気に入り登録数」が15,000超の注目作となりましたが、ヒロインを演じた七沢みあさんが原作のイメージに合っていない(巨乳ではない、どちらかというとキャラ的に小悪魔のイメージが強いなど)といった意見がちらほら見られます(ただし、可愛さに対する否定的な意見はありません)。

また、実写版はオリジナルシーンが追加されているなど原作を完全に忠実再現したものとは言い難い作品となっていますが、原作を意識した暗く無口な隠キャ設定の文系女子をそつなく演じきっているようでねっとりとした丁寧なフェラなどシーンによっては見応えのあるプレイが楽しめるようです(擬似中出しにはガッカリしたという手厳しい意見もありますが…)。

原作が漫画ということもありシチュエーション的に実写化するのは少々難しい面があったような気もしますが、原作を上回る良作とまではいかないまでも原作の世界観はそれなりに楽しめる作品には仕上がっているようです。