人をダメにするちょいブス~顔40点、身体120点の彼女~【原作vs実写】比較分析

File No.044:『人をダメにするちょいブス~顔40点、身体120点の彼女~』とは?

原作は同人サークル「チンジャオ娘。(制作:すぺしゃるじー)」が手掛ける顔は残念だけどカラダがエロい都合の良い地味女にハマっていく主人公・拓巳とちょいブス・祥子の肉体関係を描いたオリジナル長編コミック(フルカラー)で「FANZA同人」では2018年9月に配信が開始されました。一方、実写化したのは「Fitch」の「肉漫」レーベルで、メーター級のJcup乳をぶら下げる童顔巨乳・松本菜奈実さんを主演に迎えての実写化(2019年4月)となりましたが、実写版はFANZAユーザーのレビュー件数が150件を超える注目作となりました。

原作情報

原作:人をダメにするちょいブス
■原作:チンジャオ娘。(企画・原案:チンジャオ娘/制作:すぺしゃるじー)
■配信開始日:2018.9.13
■収録内容:90P(フルカラー)
■トータル販売数:37,553
■お気に入り登録者数:6,372人
■ストーリー
顔は残念だけど身体がエロい女ってなんでこんな興奮するんだ――。大学の友人に誘われて参加した合コンで無理やり組まされたのは顔40点とでも言うべき地味女。しかしよく見ればなかなか良いオッパイをしていて…溜まっていた俺は試しに口説いてみることに。そしたら男性経験が無いためか、いとも簡単にラブホへお持ち帰りできてしまい…脱がせてみれば思った以上の巨乳で抱き心地抜群!まさに身体だけなら120点の女だった!そしてせっかくだから付き合ってみれば俺の言うことは何でも聞いて膣内出しやコスプレエッチだってし放題。面倒くさいデートも不要でヤリたくなったら部屋に呼び出し即ハメ可能。そんな扱いをしても怒るどころか甲斐甲斐しく料理や家事までしてくれて…ちょっと顔に妥協するだけでこんな都合の良い女とヤれるなら、もう努力なんて馬鹿らしくてできないよな?
レビュー分析

45件のコメントがあり、平均評価は【4.53点/68件】です。《2023年1月時点》

レビューした8割以上の方が4点以上の高得点を付けており、ユーザーの大半は概ね満足しているようです。

今作はヒロインをあえてちょいブスにすることで現実味のありそうなシチュエーションを作り出していますが、そこが共感できるという意見が意外と多くリアリティのある作品を待ち望んでいたエロ漫画フリークの心をしっかりと掴んだようです。

また、ハッピーエンドで終わるラスト(ただし、途中まで主人公の自己中っぷりが鼻につくという人もいるかと…)も今作の内容にはピッタリだったと称賛するコメントも見られ、主人公にとことん尽くすヒロイン・祥子の人柄や健気さを愛おしく感じているユーザーが多いような気がします。

そのため、ヒロインの容姿に関して酷評(2次元にブスを求めていないなど)するのはナンセンスですが、ちょいブスとはいえ絵のタッチやキャラは好みが分かれるところなので、サンプルなどを確認してヒロインのルックス(顔立ち)が許容範囲なら読んで損のなさそうな作品と言えるのではないでしょうか。

実写版情報

実写:人をダメにするちょいブス
■監督(メーカー):きとるね川口(Fitch)
■出演者:松本菜奈実(AV男優:久道実)
■発売日:2019.4.1
■収録時間:118分
■お気に入り登録数:25,514人
■商品説明
すぺしゃるじー&チンジャオ娘が放つ最強の肉感コミック「人をダメにするちょいブス~顔40点、身体120点の彼女~」がFitchで遂にAV実写化!合コンで出会った顔が40点の地味女は巨乳で抱き心地抜群!しかも処女なのに最初からイキまくる身体は120点の女だった!どんな扱いをしても甲斐甲斐しく世話をしてくれる都合が良すぎるちょいブス彼女・祥子の魅力にハマってしまった拓巳の末路やいかに!?
レビュー分析

157件のコメントがあり、平均評価は【4.04点/181件】です。《2023年1月時点》

平均評価は下がりましたが原作をはるかに上回るコメント数で注目度の高かった原作コラボ作品であったことがうかがえます。

レビューを拝見してみると、シーンによっては期待していたよりもあっさり(コスプレパートなど)していたという手厳し意見も見られますが、基本的に原作の流れや世界観を大きく損なうようなことはなく再現度の高いコラボ作品になっていると一定の評価をするコメントが目立ちます。

ただ、原作にこだわったためにヒロイン役を演じた松本菜奈実さんの自慢の肉感ボディが十分に活かしきれていない(適役とする意見がある一方で彼女はブスじゃないというコメントも…)といった意見もあり、松本菜奈実ファンにとってはやや物足りなさを感じた方もいるようです。

とはいえ、原作ファンも納得の再現度の高い作品として評価しているユーザーが多いことから、原作を読んで実写化した作品も観てみたくなったという方なら視聴して損のなさそうな原作コラボ作品と言えそうです。