淫戯の果て1【原作vs実写】比較分析

File No.109:『淫戯の果て1』とは?

原作は漫画家・タカスギコウ先生が手掛ける全2巻(18話)からなる背徳モノ(平凡な主婦が若い男と出会い肉欲の日々に溺れていく年の差不倫)の長編コミックです。一方、実写化(2014年8月)したのは人妻熟女No.1メーカー「マドンナ」で、AV女優2名(織田真子、音無かおり)を主演に迎えていますが、実写版は約4時間の長尺ドラマとなりました。

原作情報(第1巻)

原作:淫戯の果て1
■原作:タカスギコウ
■配信開始日:2012.4.12
■収録内容:174P(単行本/収録:第1~9話)
■ストーリー
豊満美熟人妻が堕ちていく様をとくと御覧あれ!スーパーのパート店員・早瀬美沙子はごく平凡な主婦。職場での親睦飲み会で声をかけてきたバイトの若者・黒木と魔がさしてホテルに行ってしまう。一夜の過ちと思っていたが、Sっ気のある黒木のペースに徐々にはまり、ただれた性の深淵に嵌まっていく…※注:「FANZAブックス」では【単話】でバラ売りしているのでお試しには最適ですが単行本に比べると価格は高くなるため、単行本(全2巻)をお求めの方は他サイト(アマゾン、DLsiteなど)での購入をお勧めします。
レビュー分析

10年以上前の作品ということもあって若干古さや粗さは感じますが、タカスギコウ先生らしいすっきりとした線で描かれた大人の女ならではの妖艶な色気をもった人妻熟女が登場していると魅力あるヒロインを評価をするユーザーが多いような印象を受けます。

また、行為中のアヘ顔も刺さる人には刺さると絵のクオリティに関しては大半の方が好意的に受けとめているようですが、長編モノにしては背徳感が薄く強引な展開(堕ちるまでがちょっと早い…など)が気になったという方も中にはいるようです。

とはいえ、行為中の性描写は安定感があり実用性が高いといったコメントも見られるため、人妻熟女モノのエロ漫画を好んで読むなら検討してみる価値がありそうな作品といえそうです。

実写版情報

実写:淫戯の果て1
■監督(メーカー):きとるね川口(マドンナ)
■出演者:織田真子,音無かおり(AV男優:イセドン内村)
■発売日:2014.8.7
■収録時間:237分
■お気に入り登録数:3,402人
■収録内容
スーパーでパート勤めをしている早瀬美沙子(織田真子)は息子・聡史と真面目な夫と暮らす平凡な主婦。しかし、ある日、勤め先の飲み会でバイトの若い青年・黒木に誘われ、一夜限りの過ちを犯してしまう。罪悪感を抱きながらも女の悦びを感じた美沙子は、再び黒木と交わり、激しい性交に嵌っていく。そんな矢先、黒木との肉欲に溺れ、服従の証として恥毛を剃り上げたパートの同僚・間宮(音無かおり)が美沙子の前に現れて…。
レビュー分析

9件のコメントがあり、平均評価は【4.67点/12件】です。《2023年5月時点》

レビューユーザーの7割以上が5点を付けており、かつ、2点以下の低評価も見られないことから、大半の方は好意的に受けとめているようです。

特に豊満な肉感ボディがエロかったと主演女優2名のルックスを評価するコメントが目立ちますが、再現度も高かったと概ね原作に沿ったストーリー展開(完全再現ではないため原作にあったアナル調教などはありません)も原作ファンから一定の支持を得ているような印象を受けます(原作比較とは関係ありませんが丁寧なモザイク処理を評価しているユーザーもいます)。

一方で、Hシーンが似たようなプレイの繰り返しで原作の良さがいまいち活かしきれていないといった手厳しい意見もみられ、忠実再現などを期待しているような一部の原作ファンの中には物足りなさを覚える方もいるようです。