水蜜少女1・2【原作vs実写】比較分析

File No.123:『水蜜少女』とは?

原作は同人サークル「YAKIYAMA LINE(作画:カルーア鈴木)」が手掛ける学園モノ(ひょんなことから女子生徒が担任教師に処女を奪われる睡眠姦)のオリジナル・コミックで「FANZA同人」では2014年3月に配信が開始(全1~5をまとめて収録)されました。一方、実写化(2020年9月)したのはAVメーカー「無垢」で、童顔美少女・久留木玲さんを主演に迎えていますが、実写版は2作品作られ第1弾はエピソード1&2を収録しています。

原作情報

原作:水蜜少女1・2
■原作:YAKIYAMA LINE(作家:カルーア鈴木)
■配信開始日:2014.3.12
■収録内容:135P
■トータル販売数:17,782
■お気に入り登録者数:3,932人
■ストーリー
キモ教師須貝の毒牙にかかる美果!同人誌として発行した水蜜少女1〜5をまとめました。
レビュー分析

18件のコメントがあり、平均評価は【4.46点/24件】です。《2023年6月時点》

「FANZA同人」では総集編(1~5話を収録)として配信中ですが、8割以上のレビューユーザーが4点以上の得点を付けていることから、大半の方は好意的に受けとめているようです。

特に鉛筆っぽいデッサン風の画が個性的でモノクロならではのエロさと独特の世界観にハマってしまった方の評価は高くなる傾向がみられますが、総集編ということで100ページ超のボリューム(4・5話は蛇足というコメントもみられますが、長編モノなので開発・堕ちるまで過程も丁寧に描かれている)がありお得感があったと感じたユーザーからも満足度が高い作品として評価されているような印象を受けます。

一方でデッサン的な画が気になった方もいる(ただ、絵のクオリティの高さにケチをつけるコメントはみられません)ようで、どちらかというと全話カラーで読みたかった方にとっては得点を下げるマイナス要因になってしまっているようです。

そのため、モノクロよりも全編カラーでエロ漫画を読みたい方は慎重に検討してほしいところですが、絵のクオリティは高くサンプルなどを見て鉛筆っぽいモノクロ漫画に抵抗がないなら読んで損のなさそうな作品と言えそうです。

実写版情報(1・2)

実写:水蜜少女1・2
■監督(メーカー):不明(無垢)
■出演者:久留木玲(AV男優:不明)
■発売日:2020.9.13
■収録時間:111分
■お気に入り登録数:4,753人
■収録内容
イマドキの学生生活を楽しむ美果(久留木玲)が非モテ系のキモデブメガネの担任教師に処女を奪われる!超敏感体質の少女は嫌がりながらも教師に犯される日々が日常化して…。サークルYAKIYAMA LINE カルーア鈴木の伝説の同人誌【水蜜少女】を奇跡の実写化!
レビュー分析

12件のコメントがあり、平均評価は【4.50点/12件】です。《2023年6月時点》

原作同様、8割以上のレビューユーザーは4点以上の得点を付けており、一定の評価をしている(平均評価は原作よりもやや高め)方が多いようです。

特に再現度の高さに関するコメントが目立つような気がしますが、その分、原作を知らないと理解できないシーンもあるようで、そのあたりの演出をどう受け止めるかで作品に対する評価は変わってくるかもしれません。

そのため、原作を読んで実写版が気になった方が視聴する分には、それなりに楽しめそうな原作コラボ作品に仕上がっているような印象を受けます。