ウド「アカネは何回もレイプすると気持ちよくなるんだ。」【原作vs実写】比較分析

File No.165:『ウド「アカネは何回もレイプすると気持ちよくなるんだ。」』とは?

原作は同人サークル「STUDIOふあん」が手掛ける学園モノ(レイプが普通のセックスだと思い込んでいる頭は弱いが心優しい童貞の絶倫男子が幼馴染を校内レイプで快楽堕ちさせてしまう強姦ストーリー)のオリジナル・コミックで「FANZA同人」では2020年12月に配信が開始されましたが、後に続編が発表(第2弾は2022年10月に配信)されシリーズ化しています。一方、実写化(2023年7月)したのはAVメーカー「Fitch」でAV女優・さつき芽衣さんを主演に迎えていますが、実写版は追加エピソードが特別収録されました。

原作情報

原作:ウド
■原作:STUDIOふあん(作者:なぶろっく)
■配信開始日:2020.12.19
■ページ数:91P(うち全Hシーンカラー63P)
■トータル販売数:166,366
■お気に入り登録者数:9,630人
■ストーリー
穏やかで優しい大男ウド。今日も幼馴染のハルキ、アカネ、カエデ、仲良しのサチエ、後輩のユメ、ユリ先輩と仲良く登校。学校最高!友情最高!大親友ハルキの告白決意とアドバイスをうけたウドは…「ドーン!!」の意味を天然カン違い!アカネに大告白!ウドはアカネをレイプした。ウド童貞卒業。アカネ処女喪失。繰り返し繰り返しレイプされたアカネは快感に負け、心の扉が開いていく…。ウド、ハルキ、アカネ、カエデ、サチエ、後輩のユメ、ユリ先輩たちの友情は何処へたどり着くのか…
レビュー分析

53件のコメントがあり、平均評価は【4.70点/120件】です。《2024年1月時点》

「studioふあん」の中でも特に売れた人気作のひとつでコメント・総評価数ともに多い話題作となりましたが、レビューユーザーの8割以上(85%)が満点の5点(4点以上を含めると全体の約9割)を付けており、大半の方は満足度の高い作品として受けとめているような印象を受けます。

特に悪意のない優しい主人公が間違った思い込みから幼馴染をレイプしてしまう展開など、今までありそうでなかった設定に新鮮味があったとするコメントのほか、カラーで描かれたダイナミックな性描写も丁寧で普通にエロく安定感のあるシコリティといった画力の高さを評価する意見が目立ちます。

一方で、ヒロインが堕ちるまでが早い、非エロページは白黒でちょっと違和感があるといったレイプモノならではの背徳感や作風(カラー&モノクロの併用)が気になった方の評価は少し下がる傾向が見られるようです。

とはいえ、それらのマイナス点を補って余りあるエロ同人誌として大半の方が好意的に受けとめている(「studioふあん」はやらせレビューも多いと感じているユーザーからも今作に限っては高評価されている点は興味深い)ことから、サンプルなどをみて少しでも気になったなら読んで損のなさそうな良作と言えそうです。

実写版情報

実写:ウド
■監督(メーカー):不明(Fitch)
■出演者:さつき芽衣(AV男優:松本ケン)
■発売日:2023.7.18
■収録時間:121分
■お気に入り登録数:3,338人
■収録内容
友情と青春に溢れた学園生活が崩壊する胸糞レイプストーリー!人気サークルSTUDIOふあんの大ヒット作品を実写化です!頭は弱いが穏やかで心優しい大男のウドは、親友のハルキの「好きな子が出来たら気持ちをドーンだ!」の意味を天然勘違いし、仲間のアカネを巨根でレイプする。レイプが普通のSEXだと思っているウドは、繰り返し繰り返し絶倫チンポでアカネを突いて掻き回す。そしてアカネは巨根レイプ快楽に堕ちてしまい…。
レビュー分析

4件のコメントがあり、平均評価は【3.83点/6件】です。《2024年1月時点》

原作に比べてコメント・総評価数ともに少なく比較分析が難しいところですが、平均評価は4点を下回っておりなんとなく微妙なコラボ作品になってしまっているような印象を受けます。

原作と微妙に異なるプレイや演出がところどころ見られた点が気になった(追加収録されているオリジナルストーリーも不要と手厳しい意見も…)原作ファンもいるようですが、見方を変えれば今作に限っては漫画(2次元)だからこそ楽しめた作品(アヘ顔や世界観)と言えるかもしれません。

そのため、主演のさつき芽衣さんのヒロイン役はイメージ通りに近く好演しているようで女優さんのファンならそれなりに楽しめそうですが、原作ファンにとってはいまひとつ盛り上がりに欠けたり忠実再現を求めているかどうかで評価が分かれてしまいそうな作品と言えそうです。