クローゼット~幼馴染の真実~【原作vs実写】比較分析

File No.089:『クローゼット~幼馴染の真実~』とは?

原作は同人サークル「山雲(作画:山雲)」が手掛けるクローゼットに隠れて幼馴染の完堕ち姿を覗き見るNTRモノのオリジナル短編コミックで「FANZA同人」では2015年11月に第1弾の配信が開始されましたが、後に続編が発表され全3部作のシリーズ作品となりました。一方、実写化したのはAVメーカー「ムーディーズ」で、いやらしいデカ乳輪が目を惹く巨乳AV女優・天野美優さんを主演に迎えての実写化(2018年8月)となりましたが、実写版はオリジナルスストーリーを追加収録しているのが特徴です。

原作情報

原作:クローゼット
■原作:山雲(作家:山雲)
■配信開始日:2015.11.30
■収録内容:31P
■トータル販売数:44,355
■お気に入り登録者数:3,020人
■ストーリー
たかしくんとりんかちゃんは家がお隣同士の幼馴染。ある日いつものようにりんかの家に行ったたかしだが、りんかは不在でおばさんにりんかの部屋で待つように言われる。そこに帰ってきたりんかが誰かと一緒であることに慌てて、たかしはクローゼットに隠れてしまう。クローゼットの中から部屋の中を窺ってみると、そこにはスケベで軽薄な先輩の姿があった。りんかが一番嫌いなタイプの相手のはずなのに碌な抵抗もできずに体をまさぐられ服を脱がされていく。「まさか…脅されてるのか!?」普段と違うりんかの様子にそう思い至るたかしだったが、ここで突然自分が出て行ってもいいものなのか葛藤をし始める。果たしてたかしは幼馴染を先輩の魔の手から救い出せるのか…!?
レビュー分析

34件のコメントがあり、平均評価は【4.63点/190件】です。《2023年3月時点》

処女作にして総評価数が100件を優に超える話題作となりましたが、最高得点を付けたレビューユーザーは8割を超えておりNTRエロ漫画としても良作だったとして好意的に受けとめている方が多いようです。

ストーリー自体はよくある王道のNTRモノで真新しさはないとする意見が目立つものの、その分主人公の絶望感やヒロインの快楽堕ちがしっかりと描かれており、幼馴染NTRの醍醐味が味わえる作品に仕上がっているようです。

一方で、「キャラが好みから外れる」「画力や構図に粗削りな部分がある」といった手厳し意見もあり、画(絵)や魅せ方が気になったユーザーの評価は下がる傾向がみられます。

そのため、自分好みの画風かどうかサンプル画像のチェックは必須ですが、NTR特有の背徳(嫌悪)感を求めているストーリー重視の方は読んで損のなさそうな作品と言えるかもしれません。

実写版情報

実写:クローゼット
■監督(メーカー):麒麟(ムーディーズ)
■出演者:天野美優(AV男優:TJ本田)
■発売日:2018.8.13
■収録時間:160分
■お気に入り登録数:5,899人
■収録内容
遂に同人作家・山雲作品がAV実写化。たかしとりんかはお隣同士の幼馴染。ある日、りんかの家に行ったたかしだが、彼女は不在でおばさんに部屋へ通される。そこに帰って来たりんかが誰かと一緒である事に慌てて、クローゼットに隠れてしまう。部屋に入って来たのはスケベな先輩。そして、りんかの体をまさぐり服も脱がせ始めるのだった…。実写版オリジナルストーリーを含む本編と、原作に忠実な編集の特典映像も収録!
レビュー分析

14件のコメントがあり、平均評価は【3.77点/22件】です。《2023年3月時点》

原作が好評だっただけに実写版もそこそこ注目を浴びたようですが、ユーザー評価はいまひとつで平均評価が原作に比べて1点近く落としているのは気になるところです。

特に原作好きなファンの評価は厳しめのようで、出演者の演技力やクセのあるキャラ(デカチン先輩)が受け入れにくいと感じた方の点数は低くなる傾向がみられます

また、中には3部作まとめてほしかった(今作は1部のみ)という要望もあり実写版に対する評価は賛否両論あるようですが、主演の天野美優さんのエロさを評価するコメントもそれなりにみられることから、純粋に天野美優さん見たさのAVファンなら検討してみる価値はありそうです。