聖華女学院公認竿おじさん【原作vs実写】比較分析

File No.084:『聖華女学院公認竿おじさん』とは?

原作は同人サークル「DOLL PLAY(作画:黒巣ガタリ)」が手掛けるJKモノ(学園公認の男娼と女学生による和姦)のオリジナル・コミックで「FANZA同人」では2019年1月に第1弾の配信が開始されましたが、同作品はシリーズ化されており複数の続編が制作(「ルネピクチャーズ」からOVA化もされている)されています。一方、実写化したのはAVメーカー「E-BODY」で、巨乳系AV女優2名(小梅えな、南条いちか)を主演に迎えての実写化(2022年6月)となりましたが、実写版は原作エピソード1~3をまとめて収録しているのが特徴です。

原作情報(エピソード1~3)

■原作:DOLL PLAY(作家:黒巣ガタリ)
■配信開始日:2019.1.8(1)/2019.8.11(2)/2019.12.16(3)
■収録内容:30P(1)/29P(2)/42P(3)
■トータル販売数:89,284(1)/93,463(2)/32,095(3)
■お気に入り登録者数:2,611人(1)/3,525人(2)/3,698人(3)
■ストーリー
超お嬢様学校の『聖華女学院』。その学校には生徒の慰安のために学園が「男娼」を雇用していた。主人公は借金を返すために、その学園の公認の男娼として、欲盛んなお嬢様たちに身体を捧げることとなった…という内容です。
レビュー分析

『聖華女学院公認竿おじさん』シリーズ「1」~「3」までの平均評価は【4.60点/50件】【4.63点/41件】【4.65点/26件】となっています。《2023年3月時点》

最高得点(5点)を付けたレビューユーザーはシリーズ通して7割以上をキープ(1~3)しており、概ね満足感の高い作品として受けとめているような印象を受けますが、「3」の平均評価点が最も高くなった点は興味深いところで、「1」「2」のヒロインをまとめて相手にする3Pプレイに見ごたえを感じ評価している(女学生2名のキャラが対照的(容姿・性格)なのもメリハリがあり◎)ユーザーが多いような気がします。

また、今作は主人公の既婚おじさんが女学生の相手を務めるいわゆる逆援交モノということもあり、あまり読んだことのないストーリーに新鮮味を感じたり、誰も傷つかない内容(紳士な男娼、和姦)を好意的に受けとめた読者も多いようで万人受けしそうな作品に仕上がっている点も同シリーズの強みのひとつと言えそうです。

実写版情報

実写:聖華女学院公認竿おじさん
■監督(メーカー):きとるね川口(E-BODY)
■出演者:小梅えな,南条いちか(AV男優:田淵正浩)
■発売日:2022.6.21
■収録時間:150分
■お気に入り登録数:6,658人
■収録内容
超お嬢様学校の『聖華女学院』…その学校は生徒の慰安のため学園が「男娼」を雇用していた。会社員のおじさんは親友の保証人になって背負った多額の借金返済のため男娼となり、性欲盛んなお嬢様達にカラダを捧げることになる。黒髪ロングヘアー眼鏡っ娘の如月巴、アスリート女子の加藤美桜、自由奔放な彼女達のセックスにおじさんの体力とチンポは限界MAX!? W爆乳女優、小梅えな&南条いちかが初共演&漫画コラボ!
レビュー分析

5件のコメントがあり、平均評価は【3.83点/6件】です。《2023年3月時点》

原作に比べてコメント(総評価)数が少なめなので分析の難しいところですが、シリーズ通して4.5点以上をキープしていた原作に対して実写版の平均評価は3点台まで落としているのは気になるところです。

レビューユーザーのコメントを拝見するとかなり評価ははっきり割れており、ヒロイン役(小梅えな、南条いちか)に関してはほぼイメージ通りであったと配役に関して好意的に受け止めている原作ファンが多いものの、内容に関しての再現度はそれほど高くない(レズ要素がカットされているなど)という手厳しい意見も見られ、特に内容の忠実再現を重視しているような原作ファンにとっては微妙な原作コラボ作品になってしまっているのかもしれません。