おじさんが好きすぎるギャル【原作vs実写】比較分析

File No.162:『おじさんが好きすぎるギャル』とは?

原作は同人サークル「ふくらすずめ(作画:砂場すずめ)」が手掛ける援交モノ(スタイル抜群の金髪ギャルがおじさんのエッチなお願いを嫌がりつつも受け入れてしまうイチャラブコメディ)のオリジナル・コミックで「FANZA同人」では2021年10月に配信が開始されましたが、同作品はシリーズ化されているほか、ボイス版などもリリースされている人気作です。一方、実写化(2022年9月)したのはAVメーカー「無垢」で、ちょいギャル系のキレカワ美人・新井リマさんを主演に迎えています。

原作情報

原作:おじさんが好きすぎるギャル
■原作:ふくらすずめ(作家:砂場すずめ)
■配信開始日:2021.10.30
■ページ数:170P(本編:124P+その他/フルカラー)
■トータル販売数:77,330
■お気に入り登録者数:12,252人
■ストーリー
アプリで知り合ったギャル「にの」とおじさんのイチャラブコメディです。変態だけどちょっとだけ優しいおじさんのお願いを、嫌がりつつも聞いてくれるにのちゃんのエッチなエピソード14話を収録!
レビュー分析

28件のコメントがあり、平均評価は【4.39点/57件】です。《2024年1月時点》

満点の5点を付けたレビューユーザーは約6割ほどと少なめですが、4点以上を付けたユーザーと合わせると8割を超えており、大半の方はそれなりに満足度が得られた作品として評価しているような印象を受けます。

今作はショート漫画(8ページ前後)を複数話収録したイチャラブコメディ要素の強いエロ同人ということもあり絡みは終始ソフト(全体的にフェラや手コキがメインで挿入などは少なめ)で、ほっころ&ほのぼのとした世界観は人を選びそうです。

そのため、どちらかというとハードで汁気たっぷりの濃厚な絡みを期待しているようなユーザーにとってはかなり物足りなさを覚える内容となっていることから過激なエロ同人を求めている方の評価は下がる傾向がみられます。

一方でイチャラブコメディの良さを今作で初めて知ったというコメントもみられ、ラブコメ同人に興味はあるけどちょっと抵抗があるという方が最初に手にする同人誌としては打ってつけの作品と言えるかもしれません。

特に一見ガードが固そうに見えるヒロインのギャルが実はチョロカノで嫌と言いながら変態な行為も受け入れてしまうおじさん好きという設定に加え、相手役のおじさんも今作では変態だけど不快さがなく優しい憎めないキャラというのが新鮮でハマるとクセになる中毒性があります。

そのため、ハードなエロ要素は期待できません(ただし、色々なフェチプレイが丁寧に描かれている)が、ほのぼのとしたイチャラブコメディのエロ同人に癒されたいという方なら読んで損のない良作といえそうです。

実写版情報

実写:おじさんが好きすぎるギャル
■監督(メーカー):不明(無垢)
■出演者:新井リマ(AV男優:堀内ハジメ)
■発売日:2022.9.20
■収録時間:148分
■お気に入り登録数:3,832人
■収録内容
見た目ギャルでも純真無垢でスタイル抜群でおまけに匂いフェチのイマドキギャルのいちゃいちゃエッチ満載!なんだかんだでお願いされたら嫌とは言えないにのちゃん(新井リマ)は、おじさんの変態チックなお願いを何でも聞いてくれる!FANZA同人フロアで売上1位を獲得した話題作が早くも実写化して登場!
レビュー分析

5件のコメントがあり、平均評価は【4.50点/6件】です。《2024年1月時点》

平均評価は原作を上回っているものの、コメント数・総評価数ともに原作よりも圧倒的に少なく原作との比較・分析が難しいところです。

特に今作は新井リマさんのファンと思われるユーザーレビューが目立つことから平均評価を鵜呑みにすることはできませんが、個人的な感想を述べさせてもらうと原作の世界観を大きく壊すような内容ではなかったためコラボ作品としてそれなりに楽しめる作品に仕上がっているような印象を受けます。

ただ、漫画だからこそ成立した(表現できた)シーンも多々見られたことから、原作ファンからするとその辺りを受け入れられるかどうかで評価が分かれそうな作品といえるかもしれません。

ヒロインを演じた新井リマさんの小悪魔ギャル(ただ、おっぱいのボリュームは控えめですが…)も思いのほか様になっていたので、新井リマさんのルックスがタイプなら視聴を検討してみる価値はありそうです。