ぼくの愛する田舎の少女。【原作vs実写】比較分析

File No.149:『ぼくの愛する田舎の少女。』とは?

原作は同人サークル「あん♪あん♪食堂(作画:真咲シサリ)」が手掛けるロリ系(片田舎の古民家で純粋無垢な少女と濃密な時間を体験するピュアラブストーリー)のオリジナル・コミックで「FANZA同人」では2017年7月に配信が開始されましたが、後に続編が発表されシリーズ化されています。一方、実写化(2022年1月)したのはAVメーカー「無垢」で、Ccupボディの黒髪美少女・市来まひろさんを主演に迎えています。

原作情報

原作:ぼくの愛する田舎の少女。
■原作:あん♪あん♪食堂(作家:真咲シサリ)
■配信開始日:2017.7.30
■ページ数:267P(基本絵:50枚ほど)
■トータル販売数:47,082
■お気に入り登録者数:3,706人
■ストーリー
30代男性 既婚者 思春期の娘有り。田舎巡りに赴いた先で最終のバスに乗り遅れる。どうしたものかバス停のベンチで一人考えあぐねていたところへ「もしかして泊まるところがありませんか?」地元の女の子に声を掛けられた。少女が言うには旅行者に家を解放する「民泊」をしているとのこと。それは願ってもないとお邪魔したお宅は祖母とその子の二人暮らし、隣家も遠いしその家族構成で民泊?余計な事が気にかかりつつも泊めてもらう事にした…そしてその夜…牧歌的な田舎で繰り広げられる純愛(エロエロロリ)ストーリーです。
レビュー分析

39件のコメントがあり、平均評価は【4.67点/89件】です。《2023年9月時点》

コメント・総評価数ともに多い人気作となりましたが、満点の5点を付けた方はレビューユーザー全体の8割(4点も含めると9割以上)と高く、大半のユーザーは好意的に受けとめているような印象を受けます。

特に派手さはないがどこかホッとするのどかな純愛ラブストーリーに仕上がっていると骨太のストーリーや雰囲気作りを高く評価しているコメントが多く、従来のロリものとは一線を画すストーリー性重視のエロ漫画に仕上がっているようです。

一方で、背景をあまり書き込まないシンプルな画や色使い、絵のタッチは独特の雰囲気があり絵柄に関しては賛否両論あるためサンプルを見て自分好みではないと感じた方は慎重に検討したいところですが、ストーリー性を重視するなら読んでみる価値のありそうなロリ系同人誌といえそうです。

実写版情報

実写:ぼくの愛する田舎の少女。
■監督(メーカー):—(無垢)
■出演者:市来まひろ(AV男優:芦田陽)
■発売日:2022.1.18
■収録時間:119分
■お気に入り登録数:3,414人
■収録内容
仕事でプライベートで疲れ切った中年男性がへんぴな田舎で出会ったピュア少女。男の悩みに耳を傾け、そっと慰めてくれる少女との純愛中出し付きのラブストーリー。FANZA同人サイトでNO.1獲得!疲弊した企業戦士の心もチンポも奮い立たせる最高傑作できました!中出しされた精子を膣内に確実に取り込むだいしゅきクローズドも完全再現!
レビュー分析

5件のコメントがあり、平均評価は【3.14点/7件】です。《2023年9月時点》

原作に比べてコメント・総評価数は激減しており、かつ、平均評価も大幅に下げていることから、あまり成功したとはいえない原作コラボ作品になってしまったような印象を受けます。

特に中年男性役を演じたAV男優(芦田陽)さんの演技(セリフの棒読み、ぎこちない仕草など)が気になったユーザーは多いようで受け入れられなかった方の評価は大きく下がる傾向がみられます。

また、もともと原作はストーリー性重視の作品ということもあり性行為になだれこむまでの時間が長すぎるといったコメントもみられ、同作品を実写化すること自体に無理があったような気もしないでもありません

ただ、ヒロイン役の市来まひろさんは好演していた(キャラ作りも良い)と一定の評価をされているので、市来まひろさんに興味があるAVファンなら視聴してみるのも良さそうです。