どきどきチケットチャレンジ!【原作vs実写】比較分析

File No.023:『どきどきチケットチャレンジ!』とは?

原作は同人サークル「クジラックス(作画:クジラックス)」が手掛けるJKモノのオリジナルコミックで「FANZA」では2019年8月に配信が開始されましたが、低年齢ロリを得意とする作家さんにしては珍しくヒロインの年齢設定が高めの巨乳キャラを描いているのが今作の特徴と言えるかもしれません。一方、同作品を実写化したのは「SODクリエイト」で、見栄えの良い天然デカパイをぶら下げる童顔巨乳・稲場るかさんを主演に迎えての実写化(2020年6月)となりましたが、今作はクジラックス先生の作品が実写化されたコラボ作品第2弾(第1弾は『がいがぁかうんたぁ』)となりました。

原作情報

原作:どきどきチケットチャレンジ!
■原作:クジラックス
■配信開始日:2019.8.24
■収録内容:59P(本編56P,表紙・中表紙・裏表紙 各1P)
■トータル販売数:27,792
■お気に入り登録者数:7,222人
■ストーリー
アイドル大好き少女・あやのちゃん。コンサート当日に会場前でチケットを求めるも、うまくいかず…あきらめかけたその時、そこに現れたのは怪しいダフ屋…!欲に駆られてホイホイついていったが最後!「Hなことをするたび良い席のチケットがもらえる」というバラエティ番組(?)の企画にチャレンジすることになって…!?

ちょっと抜けてる隠れ巨乳の女の子が大好きなアイドルに会う、ただそれだけのためにエロエロなチャレンジに精一杯挑戦するお話です。司会(監督)の口八丁手八丁にジワジワとそそのかされ最終的にはパワフルなマッチョ男優にガン突き&中出しされまくるあやのちゃんの健気な姿をお楽しみください(オチは明るめです)
レビュー分析

22件のコメントがあり、平均評価は【4.65点/43件】です。《2022年12月時点》

低年齢のロリキャラを得意とするクジラックス先生にしては珍しいJKモノの巨乳ヒロインとなりましたが、画力の高さ(表情も豊かで秀逸)を評価するコメントが目立ちます。

また、今作は特にストーリーや巧みな心理描写を褒めるコメントが多く、要所要所で笑いを誘いつつ練りに練られた展開で最後まで飽きさせず一気読みさせてしまう内容が高く評価されているようです。

『がいがぁかうんたぁ』のようなムリヤリ感はなく、あくまで任意でやる気を起こさせる過程が秀逸で最後に努力が救われる(?)後味の悪くないラストも良かったと概ねユーザーに受け入れられているので、画力はもちろん巧みな心理描写や練られたストーリーも重視するような方におススメの良作と言えそうです。

実写版情報

実写:どきどきチケットチャレンジ!
■監督(メーカー):太田みぎわ(SODクリエイト)
■出演者:稲場るか(AV男優:黒田悠斗)
■発売日:2020.6.11
■収録時間:91分
■お気に入り登録数:2,114人
■商品説明
クジラックス先生コラボ第2弾!今回はアイドルが大好きっ子のあやのちゃんがダフ屋にそそのかされて体を許しちゃうまでの話を描いたクジラックス先生の最新作「どきどきチケットチャレンジ」をスピード実写化!あやのちゃん、チケットのために生ハメ中出しに挑戦!?愉快なキャラクターで送るクジラックスの新世界!
レビュー分析

7件のコメントがあり、平均評価は【3.25点/8件】です。《2022年12月時点》

原作に比べるとコメント数が少なく平均評価も1点以上落としているのが気になりますが、原作ならではの世界観を再現しようとする意気込みは伝わってくる作品のようです。

ただ、ヒロイン役がJKに見えない(むっちりとしたカラダ付きはエッチ)、漫画だからこそ萌えることができた作品なので実写化してしまうとどうもエロさが半減してしまうといった意見も見られることから、もともと忠実再現の難しい作品ではないかと思われ、どうせなら稲場るかさんの肉感ボディがより活かせるような原作にないオリジナルの演出を思い切って加えるなどしてAV作品としての価値を高めた方がユーザー受けは良かったかもしれません。