わんぴいす【原作vs実写】比較分析

File No.024:『わんぴいす』とは?

原作は同人サークル「クジラックス(作画:クジラックス)」が手掛けるロリ姦モノのオリジナルコミックで、もともとシリーズ化の構想があった作品のようですが諸事情により発表されたのは1話のみとなってしまいました。そのため、続編が気になるところですが、作品としては未完となったものの後に『完全読本』が発表され「FANZA」では本編を含めた『わんぴいす完全版』が2019年9月に【FANZA専売】として配信開始されました。一方、同作品を実写化したのは「SODクリエイト」で、低身長のミニマムロリ娘・二ノ宮せなさんを主演に迎えての実写化(2020年8月)となりましたが、実写版はVR専用作品として発売されています。

原作情報

原作:わんぴいす
■原作:クジラックス
■配信開始日:2019.9.21
■収録内容:120P(本編56P,完全読本54P,おまけ10P)
■トータル販売数:19,582
■お気に入り登録者数:4,108人
■ストーリー
少女の行方不明事件をネタにツイッターで日々の鬱憤を晴らす冴えない大学生「笹原」。ある日「るっぴ」という男からオフ会に誘われるが、迎えに来た車の中にはその「行方不明の少女」がいて――。ニッポン中の少女達を誘拐・凌辱して回り「ワンピースの少女」を目指す4人の男達の旅物語です。
レビュー分析

9件のコメントがあり、平均評価は【4.71点/14件】です。《2022年12月時点》

鬼畜感満載の作品なので好みははっきり分かれそうですが、クジラックスらしい世界観が十分味わえる作品に仕上がっているようでコアなファンからの評価は高めです。

ただ、『完全読本』が収録されている完全版はクジラックスファン向けの作品といえ、本編以外はあまり実用性がないようなので単純にエロ漫画をオカズにしたいという方は完全版以外の作品(『わんぴいす ~美少女捕獲し、日本一周~(FANZAブックス)』)を検討してみるのもよさそうです。

実写版情報

実写:わんぴいす
■監督(メーカー):太田みぎわ(SODクリエイト)
■出演者:二ノ宮せな
■発売日:2020.8.10
■収録時間:49分
■お気に入り登録数:3,971人
■商品説明
「がいがぁかうんたぁ」「どきどきチケットチャレンジ!」の実写版を経て、SODはクジラックスのあの伝説の作品の制作に身を乗り出した…ニッポン中の女子達を誘拐・凌辱して回り「ワンピースの少女」を目指す4人の男達の旅物語「わんぴいす」!しかも今回はなんとVR実写版!さあ、ゴーグルをつけてバンに乗り込んで、女子凌辱の冒険に出よう!※一人分の収録です。
レビュー分析

19件のコメントがあり、平均評価は【3.52点/29件】です。《2022年12月時点》

平均評価が原作よりも1点以上低くなっていますが、その不満点をいくつか挙げると「本編が短すぎる」「脇役が視界に入って落ち着かない(エッチに集中できない)」といった指摘が目立つような気がします。

原作コラボをVRで実写化するという試みは悪くありませんが、今作は内容が内容だけにVRよりも2D版の方が原作の良さを活かせた(脇役が多いのもVR向きではなさそう)のではないか、そんな印象を受ける作品です。