修学旅行x王様ゲーム【原作vs実写】比較分析

File No.157:『修学旅行x王様ゲーム』とは?

原作は同人サークル「スルメニウム(作画:谷口大介)」が手掛ける学園モノ(修学旅行で王様ゲームをしていた男女がハメを外し、片思いの同級生が主人公の目の前で親友とセックスを始める失恋NTR性交)のオリジナル・コミックで「FANZA同人」では2019年2月に配信が開始されました。一方、実写化(2019年9月)したのはAVメーカー「ムーディーズ」で、AV女優2名(椎名そら/玉木くるみ)を主演に迎えています。

原作情報

原作:修学旅行x王様ゲーム
■原作:スルメニウム(作家:谷口大介)
■配信開始日:2019.2.18
■ページ数:86P(フルカラー)
■トータル販売数:15,342
■お気に入り登録者数:6,303人
■ストーリー
いつも僕をからかってくるクラスの女子・早見翼に僕はいつしか恋心を抱いていた。ある日彼女が修学旅行の夜に僕たちを含めた男女4人で遊ばないかと提案してきた。僕は心を踊らせてその提案に乗った。修学旅行の夜、僕たちは他愛のない遊びで親睦を深めるはずだった。だけど軽いノリで始まった王様ゲームで、少しずつハメを外していく。ホッキーゲーム、服の脱がせ合い、ディープキス…そしてその場の空気に流された僕の友達・工藤は僕の大好きな女の子・早見翼とセックスを始める。目の前で大好きな女の子が友達に抱かれているのに片思いしているだけの僕にそれを止める資格はない。こんなはずじゃなかった。ただ彼女ともう少し仲良くなりたかっただけなのに…
レビュー分析

23件のコメントがあり、平均評価は【4.59点/70件】です。《2023年11月時点》

コメント・総評価数ともに比較的多めの注目作となりましたが、レビューユーザーの8割弱が5点満点(4点を含めると全体の9割)を付けていることから大半の方は良作として好意的に受けとめているようです。

特にフルカラーで描かれたむっちりめの肉感的な女体がエロくシコリティの高いセックスが楽しめたと濃厚な性描写を高く評価しているコメントが目立ちハマるとクセになる世界観があるようです。

また、生徒4人が登場することでやや複雑な人間関係が透けて見え、見ごたえのある失恋セックスが味わえるとストーリーも一定の評価をしているユーザーは多いような気がします。

一方で内容的に寝取られというよりは失恋モノといった方がしっくりくる内容なだけに、純粋に寝取られエロ漫画を期待していた方にとっては物足りなさを感じたり、主人公に想いを寄せる女の子が置き去りにされ不憫でならなかったといった意見も多く、誰に感情移入するかによって評価が大きく変わってきそうな作品と言えるかもしれません。

実写版情報

実写:修学旅行x王様ゲーム
■監督(メーカー):きとるね川口(ムーディーズ)
■出演者:椎名そら,玉木くるみ(AV男優:結城結弦,向理来)
■発売日:2019.9.13
■収録時間:118分
■お気に入り登録数:2,529人
■収録内容
スルメニウム原作、片想い寝取られ傑作が実写化!最近気になり始めていた【早見翼】から修学旅行の夜部屋に来てと誘われる。男友達の【工藤】、早見と同部屋の【佐倉彩花】の4人で王様ゲームを始めると徐々にハメを外し…服の脱がせ合い、ディープキス、そして、工藤は早見とSEXを!僕は佐倉とSEXできているが…目の前で好きな女子が抱かれていても、片思いしているだけの僕に止める資格はない。甘酸っぱい青春失恋物語。
レビュー分析

10件のコメントがあり、平均評価は【3.62点/13件】です。《2023年11月時点》

原作に比べて平均評価が1点近く下がっており、ユーザーレビューを見る限りでは評価がはっきり二分されそうな作品になってしまったような印象を受けます。

特に登場人物のキャラ設定や演出の雑さが気になったというユーザーが多いようで、原作の良さがうまく活かしきれていないと感じた方の評価は下がる傾向がみられるようです。

そのため、椎名そらファンの方は別として、原作の世界観を期待しているような原作ファンにとっては微妙な作品になってしまっている可能性が高いかもしれません。