蜜に群がる蟲【原作vs実写】比較分析

File No.111:『蜜に群がる蟲』とは?

原作は漫画家・タカスギコウ先生が手掛ける凌辱調教モノ(万引きがキッカケで息子の同級生に淫行を強要される調教プレイ)の長編コミックです。一方、実写化(2017年3月)したのは人妻熟女専門メーカー「マドンナ」で、長身スレンダー美熟女・澤村レイコさんを主演に迎えていますが、実写版は3時間超の長編ドラマとなっています。

原作情報

原作:蜜に群がる蟲
■原作:タカスギコウ
■発売日:2016.5.25
■収録内容:207P(単行本)
■ストーリー
「私は…変態…です…」容赦を知らぬ責めが、人妻の欲望を開花させる…!平凡な主婦生活のストレスから、万引きに手を染めてしまった智子。しかしそれを息子の同級生に目撃され、口止めに淫行を強要されてしまう。やがてその行為に他の少年たちも加わり、智子は彼らの玩具となっていく…輪姦、調教、羞恥プレイ…美しき熟女が少年たちの遊戯によって堕ちてゆく!至高の美熟女絵師・タカスギコウが贈る淫惑と快楽のドラマ開幕。単行本だけの描き下ろしエピソードも収録!
レビュー分析

10件のコメントがあり、平均評価は【4.30点】です。《2023年5月時点》

4点以上の得点を付けたレビューユーザーは7割(5点は6割)ほどで、2点以下の低評価も見られないことから大半の方は好意的に受けとめているようです。

特に今作は息子ほど年の離れた少年に弱みを握られ調教されながら徐々に壊れていく姿が堪らないと堕ちて行く過程が丁寧に描かれた作品として一定の評価をしているユーザーが多いような印象を受けます。

その分、快楽堕ちしてからの内容が物足りずもっと過激な調教プレイなどがあっても良かったのではないかとするコメントや設定を活かした葛藤や苦しみが伝わってくるような心理描写がもう少し欲しかったという手厳しい意見も見られます。

ただ、タカスギコウ先生らしいすっきりとした線で描かれた豊満ボディと色気のある人妻熟女のエロさは安定感があり実用性が高いとするコメントも目立つため絵が好みで熟女モノのエロ漫画を求めているなら検討してみる価値のありそうな作品といえそうです。

実写版情報

実写:蜜に群がる蟲
■監督(メーカー):きとるね川口(マドンナ)
■出演者:澤村レイコ(AV男優:イセドン内村)
■発売日:2017.3.19
■収録時間:198分
■お気に入り登録数:2,606人
■商品説明
毎日同じ事の繰り返し…主婦業という平凡な日々にストレスを感じ、心の隙間を埋めようと万引きをしていた倉橋智子(澤村レイコ)。その日も歯ブラシ1本を鞄に入れた。ただスリルを味わう為に…しかし、息子の同級生・凌に目撃され、智子は口止めの為、凌の言いなりとなっていく。時に友人達を連れ、まるで玩具のように智子の熟れた肉体を弄んでいく凌。そんな非日常的で淫猥な日々に智子の体は期待と快感が生まれてきて…。
レビュー分析

16件のコメントがあり、平均評価は【4.09点/23件】です。《2023年5月時点》

5点を付けたレビューユーザーは半数を超えていますが、3点以下の得点を付けたユーザーも約4割ほどいることから原作に比べると平均評価はやや落としています。

特にヒロインを演じた澤村レイコさんに対する意見が多いようで、演技力や原作イメージとは違うルックス(原作のような巨乳ではない)が受け入れ難かった方の評価は下がる傾向が見られます

また、澤村レイコさんを評価するファンの中には彼女の良さが活かされていないといった手厳しい意見もあり色々と粗の目立つ原作コラボ作品になってしまっているようで原作コラボ作品としての評価はあまり良くなさそうな印象を受けます。