向日葵ハ夜ニ咲ク【原作vs実写】比較分析

File No.032:『向日葵ハ夜ニ咲ク』とは?

原作は同人サークル「真珠貝(作画:武田弘光)」が手掛けるNTRモノのオリジナルコミックで「FANZA同人」では2018年1月に配信が開始されましたが、後にアダルトアニメブランド「ルネピクチャーズ」によってOVA化され漫画とは異なる卑猥な映像でOVA作品も人気を博しています。一方、実写化したのは「マドンナ」で、演技力に定評のあるスレンダー美人・神宮寺ナオさんを主演に迎えての実写化(2020年2月)となりましたが、今作は武田弘光先生と「マドンナ」の初コラボ作品となります。

原作情報

原作:向日葵ハ夜ニ咲ク
■原作:武田弘光
■配信開始日:2018.1.26
■収録内容:45P(本文45P)
■トータル販売数:39,685
■お気に入り登録者数:8,215人
■ストーリー
人妻・陽里は夫の仕事のミスを揉み消す交換条件の為、夫の会社の社長秘書となり「三ヶ月の間、社長の性処理をする」ことになってしまう。じっくりと仕込まれていくうちに気丈な妻が身も心も快楽に堕ちていく…。艶めかしい寝取られ劇!本文44p/DL版だけの特典としてキャラクター設定資料も収録!
レビュー分析

17件のコメントがあり、平均評価は【4.81点/42件】です。《2023年1月時点》

レビューした9割以上のユーザーが4点以上の高得点(2点以下の低評価は見られない)を付けており、非常に満足感の高かった作品として評価されているようです。

この手のエロ漫画では鉄板ともいえる設定やストーリーですが、勝気な人妻が快楽堕ちするまでの過程を丁寧に描いており、お馴染みの下品なアヘ顔やポーズ、むっちりとした肉感ボディなど武田先生ならではのバランスのとれた安定感のあるNTR堕ち漫画に仕上がっていたことがファンの心を掴んだようです。

一方で構図も展開もどこかで見たような印象を受けるといったマンネリ化を指摘するコメントも見られるため、これまでになかったような展開などを期待していたファンにとってはもう一工夫欲しかったところなのかもしれません。

実写版情報

実写:向日葵ハ夜ニ咲ク
■監督(メーカー):きとるね川口(マドンナ)
■出演者:神宮寺ナオ(AV男優:阿部智広)
■発売日:2020.2.7
■収録時間:148分
■お気に入り登録数:9,523人
■商品説明
NTR調教の大看板・武田弘光の人気同人作品がマドンナで初実写化!年下の夫と仲睦まじく暮らす陽里。このまま幸せな家庭が続くはず…そう思っていたが、夫が仕事で大きなミスをしてしまう。その損失を埋める代わりに社長の亀蔵から出された提案は陽里を秘書として雇うというもので…。ただし「3ヶ月間、性処理を行う事」であった。愛する夫の為、陽里は底無しの精力を持つ亀蔵に数え切れないほどイカされ続けて…
レビュー分析

38件のコメントがあり、平均評価は【4.25点/52件】です。《2023年1月時点》

平均評価は原作よりも落としていますが4点を上回る高得点を得ています。

ただ、原作には見られなかった低評価(1点)もあり点数の振れ幅が激しいため、実写版は好みがはっきり分かれそうな作品のようです。

特にヒロイン役を演じた神宮寺ナオさんが原作イメージに合っていない(爆乳や巨尻をウリにしている女優さんではない)ことを指摘するコメントも多く、漫画ならではのエロさがほとんど感じられなかったという意見が目立ちます。

また、原作にあったアナル調教などがカットされていた点なども原作ファンから言わせれば不満の残るところのようで原作愛が感じられないという手厳しい意見も見られます。

そのため、原作ファンにとっては不満が残る作品のようですが、AVとしてはそれなりにドラマとして楽しめる作品に仕上がっているようなので着衣プレイ好きな神宮寺ナオさんファンなら検討してみる価値はありそうです。