オスになった僕とメスになったおねえちゃん【原作vs実写】比較分析

File No.145:『オスになった僕とメスになったおねえちゃん』とは?

原作は同人サークル「WASABI(作画:畳)」が手掛けるおねショタ系(勃起を覚えた年頃の少年と性知識の乏しい親戚の処女おねえちゃんがセックスの気持ち良さを知ってしまい交尾に明け暮れるヤリまくり性交)のオリジナル・コミックで「FANZA同人」では2021年4月に配信が開始されました。一方、実写化(2022年4月)したのはAVメーカー「無垢」で、清楚系の巨乳AV女優・さつき芽衣さんを主演に迎えていますが、実写版は原作者監修のもと後日談が収録されているのが特徴です。

原作情報

原作:オスになった僕とメスになったおねえちゃん
■原作:WASABI(作家:畳)
■配信開始日:2021.4.26
■ページ数:48P(本編フルカラー:41P/カラーイラスト:6P)
■トータル販売数:40,963
■お気に入り登録者数:13,603人
■ストーリー
親戚のおねえちゃんは全寮制の学校に通っているのだけれど、春休み等、長期のお休みには寮を出なくてはいけないらしい。出張が多くボクが一人家に残っていることを心配する両親から頼まれ、長期の休みに入るとおねえちゃんがうちに来て数日間、一緒に寝泊まりしながらお留守番をしてくれるというのが習慣になっていた。いつも通りの少し気恥ずかしくも楽しい日々が始まると思っていたのだけれど…。しかし運命は無常だ。この日、ぼくのおちんちんは勃起を覚えた。何が何だか理解できていない性欲をもてあましながらも、二人は手探りで本能のまま、快楽を求めて交尾に浸かっていきます。あとから調べて、自分たちはどういった行為をしてしまったのか。おねえちゃんが気づき責任を感じますが、一度本能を起こされてしまった雌にはまたシたい、という要求を押し殺すことは勿論できません。そして、避妊具というものがあれば快楽のためだけに交尾が出来ることを知ります。おねえちゃんとして自分が用意するのは当然のこと。避妊具を求めてコンビニへ向かうのでした。避妊具という免罪符を手にした雄と雌。あとはただただ蕩けるように交じり合うだけ…
レビュー分析

28件のコメントがあり、平均評価は【4.78点/50件】です。《2023年8月時点》

レビューユーザーの8割以上が満点の5点を付けており、かつ、2点以下の得点も見られないことから大半のユーザーは満足度の高いおねショタ作品として好意的に受けとめているような印象を受けます。

特に柔らかいタッチで魅せるイラストのような絵と独特の世界観がハマるとクセになるといったものやヒロインの可愛らしさを高く評価しているコメントが目立ちます

一方で、絵やキャラ以外の点において気になった方も少なからずいるようで、あまりにも性に無知過ぎるお姉さんキャラに違和感を持ったり、コマ割りのない漫画に慣れていない方にとっては読みづらく感じたという意見もみられます。

そのため、絵以外の面で引っかかった方の評価は多少下がる傾向がみられますが、単なるエロ漫画とは思えない芸術性の高い絵は非常に高く評価されているので、サンプルを見て絵が自分好みだというシンプルな王道のおねショタ系エロ漫画に興味があるから検討してみる価値のある良作と言えそうです。

実写版情報

実写:オスになった僕とメスになったおねえちゃん
■監督(メーカー):—(無垢)
■出演者:さつき芽衣(AV男優:日森一)
■発売日:2022.4.19
■収録時間:117分
■お気に入り登録数:4,666人
■収録内容
FANZA同人フロアで売上1位を記録した処女と童貞の初々しいセックスを描いた『オスになった僕とメスになったおねえちゃん』を本格実写化!初めてのSEXの感覚に戸惑いながら、快楽の虜になっていく二人の姿は必見!いつでもどこでも頭の中は気持ちいいSEXのことばかり!Gカップを揺らしてイキまくるおねえちゃん役のさつき芽衣ちゃんをぜひご覧ください!
レビュー分析

7件のコメントがあり、平均評価は【4.38点/8件】です。《2023年8月時点》

平均評価は4点を超えており単純に点数だけを見れば好意的に受けとめている方が多いようですが、ユーザーレビューを見る限りではヒロインを演じたさつき芽衣さんを評価しているコメントが目立ち、原作コラボとしての評価はそれほど高くない(満点を付けている方の中にもエロさはないといった感想も…)ような印象を受けます。

特に「WASABI」作品は独特の世界観があるため、実写化の悪い面が出てしまったという手厳しい意見も見られ人気漫画を実写化することの難しさ(AVだけに子役を使えないおねショタというジャンル自体ハンデがある)がわかる作品になってしまったような印象を受けます。

そのため、実用性のあるAV作品に仕上がっているかどうかはかなり微妙なところで人を選びそうです。